屋根下地

上棟式の後、屋根の小梁が入り、下地が出来上がってきました。
下地とは言え、この細かく並んでいる小梁と合板は、この建物の構造を構成する、非常に重要なメンバーです。

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今回は屋根の厚みを、諸々の性能を確保しながら薄くする必要が有った為、少し特殊な納まりとしています。この小梁と合板は、そのまま部屋の勾配天井となり、室内空間の雰囲気にも影響を与える要素となる訳です。

その屋根に上ってみます。防湿透水シートが一面敷き詰められた上で、太陽を浴びながら、すっかり良い気分になってしまいます(笑)。

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見晴らしが結構良いので、ちょっと危ないですけど、出来上がったら屋根の上で寝そべってみたいな。と思うほど。
この下地の上には、更に断熱材が二重に敷き詰められ、夏季の焼け付くような日射熱を防ぎます。気密の処理なども、大工さんに一手間掛けてもらい、念入りに施工をする為、大工さんと細々したところまで打合せ。
その一手間一手間の積み重ねが、質・快適性を高める重要な要素なのですね。

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