久しぶりに上野へ。
「国立博物館」に行く前に、まだ尋ねていなかった「国際子供図書館」に立ち寄りました。
明治39年に建てられた「旧帝国図書館」を、安藤忠雄、日建設計の参加により改修・増築したものです。新たに開館してから、もう5年経つんですね。早いなぁ・・・。
ルネッサンス様式に準じた建物に、今回の改修で、ファサードには「ガラスの箱」が貫入。エントランスから階段ホールへと繋がり、背面には美しい庭に面して、上層までガラスに囲まれた廊下・ラウンジとして増築が成されています。
可能な限り、既存の建物を保存しようとする努力が払われています。この建物自体、地中部に免震装置を埋め込むなど、非常に手間の掛かる事を行っています。
当時のままの内装が、実に美しい・・・。
庭にはカフェテリアがあり、天気が良ければ、持込の食事もOK(!)。しかも入館無料(!)。これは良いです(笑)。
下の写真の右側が明治の建物。床と左のガラスの壁が平成の建物。なかなか綺麗な取り合わせ。
図書館には「懐かしい~!」と思うような絵本から、世界各国の児童図書、絵本のコンクール展示などもあり、100年前の建物を味わいながら、気持ちの良い時間が過ごせました。
その後は、久しぶりに「国立博物館」へ・・・。