基礎の配筋が完了したので、現場での配筋検査に向かいます。
「T邸」は、半地下という特殊性もあり、べた基礎となっています。
スラブ・地中梁・基礎立ち上がりなど、鉄筋寸法・配置のピッチ・コンクリートの被り厚さ・等々、設計通りに施工されている事を確認してゆきます。
配筋には問題は無かったのですが、はっきりしない天気のせいで、水が溜まっている・・・・。
コンクリートの打設時には、きちんと取り除かなければいけません。
現場にとっては、少しだけ恨めしい雨です。
上の写真に写っている、基礎立ち上がり部分にある薄い水色のものは、基礎部分の断熱材となるスタイロフォームです。
今回、基礎立ち上がり部分については、そのまま内壁になる事もあり、断熱を外側で取るようにしました。このように予め断熱材を設置し、コンクリートを打設する時点で、断熱材と密着させてしまいます。
このスタイロフォーム、シロアリ被害を防ぐ為、特殊なタイプのものとしています。
汎用品よりも少し値段は張るのですが、やはりコストをかけるに足る部分だと言えるでしょう。