建方も終わり、筋交もそろそろ終わるところ。社員寮の木軸チェックです。
各部材の寸法や仕様、設計どおりに成されているかを各々確認してゆきます。
この建物は1階に大きな食堂があるので、一般の住宅ではまず使用しない、大きな部材を使用しています。下の写真に写っているのですが、ちょっと解りにくいですね・・・・・。
木造の場合、大きな空間を確保した時には、部分的に鉄骨を使ったりする事も昔はあったのですが、高強度の集成材を今回は使用。木造ですから、やはり木のほうが扱いやすいです。
材木屋さんによると、最近は、中国の建築ブームのこともあり、こういった高強度の集成材はあちらにもって行かれてしまい、材料確保が難しくなってきたとか。
筋交の位置や各金物などもチェックしてゆきます。
いろいろ算定して設計した内容ですから、しっかりと確認。
地震に見舞われた時には、この金物が生命線になる場合が多いのです。
ふと上の見てみれば、上棟式の飾り物。
やっぱり木造にはこれが一番似合うんだよなぁ・・・・・。